Arch LinuxのUSBインストールメディアをddとbalenaEtcherで作成する方法
Arch LinuxのUSBインストールメディアをddコマンドとbalenaEtcherを使って作成する手順を詳しく解説。初心者でも失敗しない書き込み方法とトラブルシューティングを紹介。
はじめに
Arch Linuxをインストールするには、まずUSBメモリなどのインストールメディアを作成する必要があります。この記事では、ddコマンドとbalenaEtcherという2つの方法で、Arch LinuxのISOイメージをUSBに書き込む手順を詳しく解説します。どちらの方法も確実ですが、初心者にはbalenaEtcher、中級者以上にはddコマンドがおすすめです。
準備するもの
方法1: ddコマンドで書き込む
ddはLinux標準のコマンドで、低レベルな書き込みが可能です。ただし、誤ったデバイスを指定するとデータが消えるため注意が必要です。
手順
lsblk
出力例:
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda 8:0 0 238.5G 0 disk
└─sda1 8:1 0 238.5G 0 part /
sdb 8:16 1 7.5G 0 disk
└─sdb1 8:17 1 7.5G 0 part /run/media/user/USB
この例ではsdbがUSBメモリです。サイズやラベルで判断しましょう。
umount /dev/sdb1
パーティションが複数ある場合は全てアンマウントします。
sudo dd bs=4M if=/path/to/archlinux-xxxx.xx.xx-x86_64.iso of=/dev/sdb status=progress oflag=sync
- bs=4M: 一度に書き込むブロックサイズ。デフォルトは512バイトですが、4Mにすると高速化
- if=: 入力ファイル(ISOのパス)
- of=: 出力先デバイス(USBメモリのデバイス名。パーティション番号(sdb1など)ではなく、デバイス全体(sdb)を指定)
- status=progress: 進捗を表示
- oflag=sync: 書き込み完了まで待機
実行例:
sudo dd bs=4M if=~/Downloads/archlinux-2025.01.01-x86_64.iso of=/dev/sdb status=progress oflag=sync
完了すると「... records in」「... records out」と表示されます。念のためsyncコマンドでバッファをフラッシュします。
sync
sudo eject /dev/sdb
方法2: balenaEtcherで書き込む
balenaEtcherはGUIツールで、初心者でも簡単に使えます。クロスプラットフォーム対応です。
手順
Arch LinuxではAURからインストールできます。
yay -S balena-etcher
または公式サイトからAppImageをダウンロードして実行。
ターミナルからbalena-etcherと入力するか、アプリケーションメニューから起動します。
「Flash from file」をクリックし、ダウンロードしたArch LinuxのISOを選択します。
「Select target」をクリックし、接続したUSBメモリを選択します。自動で認識されます。
「Flash!」ボタンをクリックします。管理者権限が求められるので、パスワードを入力します。
書き込みが完了すると「Flash Complete!」と表示されます。自動でベリファイも行われます。
トラブルシューティング
ddコマンドで「Permission denied」
sudoを付け忘れていませんか?必ずsudoで実行してください。
ddコマンドで「No space left on device」
USBメモリの容量がISOより小さい場合に発生します。2GB以上のUSBを使用しましょう。
balenaEtcherで「Error: 0x00000000」
USBメモリのフォーマットが原因の場合があります。一度FAT32でフォーマットしてから再試行してください。
書き込んだUSBから起動しない
*この記事はArch Linuxを実機で日常運用しているSioが、実際のインストール・設定経験に基づいてAI生成コンテンツをレビュー・補完しています。btrfsサブボリュームとLUKS暗号化環境で検証済みです。*
まとめ
Arch LinuxのUSBインストールメディアは、ddコマンドまたはbalenaEtcherで簡単に作成できます。
どちらを選ぶかは好みですが、初めての方はbalenaEtcherをおすすめします。作成したUSBメディアを使って、Arch Linuxのインストールを進めてください。