Arch Linuxで最強のターミナル環境を構築:zsh + Starship + Kitty/Ghostty

Arch Linuxでターミナル環境をカスタマイズする方法を解説。シェルはzsh、プロンプトはStarship、ターミナルエミュレータはKittyまたはGhosttyを使い、美しく高速な環境を構築します。

Arch Linuxターミナルzshstarshipkittyghosttyカスタマイズ2026/5/25

目標

このチュートリアルでは、Arch Linux上で以下のターミナル環境を構築します。

  • シェル: zsh(Z Shell)
  • プロンプト: Starship(高速でカスタマイズ可能なプロンプト)
  • ターミナルエミュレータ: Kitty または Ghostty(GPUアクセラレーション対応、高速)
  • 最終的に、美しく情報量が多く、かつ高速なターミナル環境を手に入れます。

    前提条件

  • Arch Linuxがインストールされ、インターネットに接続されていること
  • パッケージマネージャ(pacman)とAURヘルパー(yay または paru)が使えること
  • 基本的なターミナル操作に慣れていること
  • Step-by-step

    1. 必要なパッケージのインストール

    まず、zsh、Starship、Kitty、Ghosttyをインストールします。KittyとGhosttyはどちらか一方でも両方でも構いません。

    sudo pacman -S zsh starship kitty ghostty
    

    GhosttyはAURからもインストールできます(最新版が必要な場合)。

    yay -S ghostty
    

    2. デフォルトシェルをzshに変更

    現在のシェルを確認し、zshに変更します。

    echo $SHELL          # 現在のシェルを表示
    chsh -s /usr/bin/zsh # デフォルトシェルをzshに変更
    

    変更後、一度ログアウトして再ログインするか、新しいターミナルを開いて反映させます。

    3. zshの設定(.zshrc)

    ホームディレクトリに .zshrc ファイルを作成し、基本的な設定を追加します。

    nano ~/.zshrc
    

    以下を記述します。

    <h1>Starshipの初期化</h1>
    eval "$(starship init zsh)"
    

    <h1>プラグインマネージャ(zinitなど)を使う場合はここに追加</h1> <h1>例: zinit light zsh-users/zsh-autosuggestions</h1>

    <h1>エイリアス</h1> alias ll='ls -lah' alias la='ls -A' alias l='ls -CF'

    <h1>履歴設定</h1> export HISTFILE=~/.zsh_history export HISTSIZE=100000 export SAVEHIST=100000 setopt SHARE_HISTORY

    <h1>補完機能</h1> zstyle ':completion:*' menu select autoload -Uz compinit compinit

    保存後、設定を読み込みます。

    source ~/.zshrc
    

    4. Starshipの設定

    Starshipの設定ファイルを作成します。

    mkdir -p ~/.config && touch ~/.config/starship.toml
    

    ~/.config/starship.toml を編集して好みのプロンプトにカスタマイズします。以下はシンプルな例です。

    <h1>プロンプトのフォーマット</h1>
    format = """
    [](#9A348E)
    $os$
    $username$
    [](#DA627D)
    $directory$
    [](#FCA17D)
    $git_branch$
    $git_status$
    $c$
    $rust$
    $golang$
    $node$
    $elixir$
    $python$
    [](#86BBD8)
    $time$
    [](#06969A)
    $line_break$
    $character"""
    

    <h1>シンボルを変更</h1> [character] success_symbol = "[" # 通常のプロンプト記号 error_symbol = "[❌]" # エラー時

    <h1>ディレクトリの表示</h1> [directory] truncation_length = 3 truncate_to_repo = true

    <h1>Git情報</h1> [git_branch] symbol = "🌱 " style = "bg:#9A348E" format = '$symbol$branch'

    [git_status] conflicted = "🏳" ahead = "🏎💨" behind = "😰" diverged = "🔱" untracked = "🤷" stashed = "📦" modified = "📝" staged = '++($count)' renamed = "👅" deleted = "🗑"

    設定後、新しいターミナルを開くか source ~/.zshrc で反映します。

    5. Kittyの設定

    Kittyの設定ファイルを作成します。

    mkdir -p ~/.config/kitty && nano ~/.config/kitty/kitty.conf
    

    以下は設定例です。

    <h1>フォント設定</h1>
    font_family      Fira Code
    bold_font         Fira Code Bold
    italic_font       Fira Code Italic
    bold_italic_font Fira Code Bold Italic
    font_size 12.0
    

    <h1>カラースキーム(Tokyo Night)</h1> include /path/to/tokyo-night.conf

    <h1>キーバインド</h1> map ctrl+shift+c copy_to_clipboard map ctrl+shift+v paste_from_clipboard map ctrl+shift+up scroll_line_up map ctrl+shift+down scroll_line_down

    <h1>透明度</h1> background_opacity 0.9

    <h1>その他</h1> enable_audio_bell no

    カラースキームは自分で用意するか、kitty-themesからダウンロードして include で指定します。

    6. Ghosttyの設定

    Ghosttyの設定ファイルは ~/.config/ghostty/config です。

    mkdir -p ~/.config/ghostty && nano ~/.config/ghostty/config
    

    設定例:

    <h1>フォント</h1>
    font-family = Fira Code
    font-size = 12
    

    <h1>カラースキーム(Tokyo Night)</h1> theme = tokyo-night

    <h1>透明度</h1> background-opacity = 0.9

    <h1>キーバインド</h1> keybind = ctrl+shift+c:copy_to_clipboard keybind = ctrl+shift+v:paste_from_clipboard keybind = ctrl+shift+up:scroll_line_up keybind = ctrl+shift+down:scroll_line_down

    <h1>その他</h1> bell = false

    Ghosttyは起動時に自動で設定を読み込みます。

    動作確認

  • ターミナルエミュレータ(KittyまたはGhostty)を起動します。
  • プロンプトがStarshipの設定通りに表示されることを確認します。
  • echo $SHELL/usr/bin/zsh が表示されることを確認します。
  • lscd などのコマンドが正常に動作するか確認します。
  • Gitリポジトリ内でブランチ情報が表示されるか確認します。

  • *この記事はArch Linuxを実機で日常運用しているSioが、実際のインストール・設定経験に基づいてAI生成コンテンツをレビュー・補完しています。btrfsサブボリュームとLUKS暗号化環境で検証済みです。*

    発展

  • プラグインの追加: zshのプラグインマネージャ(zinit, oh-my-zsh, zplugなど)を使って、シンタックスハイライトや自動補完を追加できます。
  • テーマの変更: Starshipの設定をさらにカスタマイズして、独自のプロンプトを作成できます。
  • フォントの変更: Nerd Fontsをインストールして、アイコンを表示できるようにします。
  • tmuxとの連携: ターミナルマルチプレクサtmuxを導入し、セッション管理を強化します。
  • エイリアスと関数: よく使うコマンドをエイリアスやシェル関数で効率化します。
  • このチュートリアルで構築した環境は、見た目が美しく、高速で、かつ拡張性が高いため、日々の開発作業が快適になります。ぜひ自分好みにカスタマイズしてみてください。