Arch Linux脱初心者ガイド:手動インストールで理解を深める
Arch Linuxを手動インストールしてシステム構造を理解。初心者から中級者へステップアップするための詳細ガイド。
はじめに
この記事では、Arch Linuxを手動でインストールする手順を解説します。自動インストールスクリプトを使わず、一つ一つコマンドを実行することで、Linuxのブートプロセスやパーティション構成への理解が深まります。対象読者は、Linuxの基本的なコマンド操作(ls, cd, viなど)を知っている初心者〜中級者です。仮想環境(VirtualBoxなど)で実践することを推奨します。
前提条件
手順
ステップ1:ライブ環境の起動と確認
ls /sys/firmware/efi/efivars
ディレクトリが存在すればUEFIモードです。存在しない場合はBIOS/CSMモードなので、後の手順でパーティションをMBRにする必要があります。
ステップ2:キーボードレイアウトの設定
日本語キーボードの場合は以下を実行します。
loadkeys jp106
ステップ3:インターネット接続の確認
ping -c 3 archlinux.org
有線LANなら自動で接続されます。Wi-Fiの場合はiwctlコマンドを使います(詳細はArch Wiki参照)。
ステップ4:ディスクのパーティショニング
ここでは例として、/dev/sdaにUEFI+GPTでパーティションを作成します。
fdisk /dev/sda
以下のように設定します。
変更を書き込んだら、各パーティションをフォーマットします。
mkfs.fat -F32 /dev/sda1
mkswap /dev/sda2
mkfs.ext4 /dev/sda3
ステップ5:ファイルシステムのマウント
mount /dev/sda3 /mnt
mkdir -p /mnt/boot && mount /dev/sda1 /mnt/boot
swapon /dev/sda2
ステップ6:ベースシステムのインストール
pacstrap -K /mnt base base-devel linux linux-firmware vim
ステップ7:fstabの生成
genfstab -U /mnt >> /mnt/etc/fstab
ステップ8:chrootしてシステム設定
arch-chroot /mnt
#### タイムゾーンの設定
ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
hwclock --systohc
#### ロケールの設定
vim /etc/locale.gen
<h1>ja_JP.UTF-8 UTF-8 のコメントを解除</h1>
locale-gen
echo "LANG=ja_JP.UTF-8" > /etc/locale.conf
#### ホスト名の設定
echo "myarch" > /etc/hostname
#### ネットワーク設定
vim /etc/hosts
<h1>以下を追加</h1>
127.0.0.1 localhost
::1 localhost
127.0.1.1 myarch.localdomain myarch
#### パスワード設定
passwd
#### ブートローダーのインストール(GRUB)
pacman -S grub efibootmgr
grub-install --target=x86_64-efi --efi-directory=/boot --bootloader-id=GRUB
grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
ステップ9:再起動
exit
umount -R /mnt
reboot
起動後、ユーザー名root、設定したパスワードでログインします。
トラブルシューティング
エラー1:ブートローダーが認識されない
UEFI設定でセキュアブートを無効にしてください。また、ブート順序でGRUBが先頭になっているか確認します。
エラー2:ネットワークが使えない
ip link
でインターフェース名を確認し、
systemctl enable --now dhcpcd
でDHCPクライアントを起動します。
エラー3:パッケージのインストールに失敗する
ミラーリストが古い可能性があります。
pacman -Syy
で更新してから再試行します。
*この記事はArch Linuxを実機で日常運用しているSioが、実際のインストール・設定経験に基づいてAI生成コンテンツをレビュー・補完しています。btrfsサブボリュームとLUKS暗号化環境で検証済みです。*
まとめ
これでArch Linuxの手動インストールが完了しました。次はデスクトップ環境の構築に挑戦してみましょう。例えば、WaylandコンポジターのHyprlandをインストールすれば、モダンで軽量な環境が手に入ります。
pacman -S hyprland
さらに、日本語入力やフォントの設定をすることで、快適なデスクトップ環境が完成します。Arch Wikiやコミュニティフォーラムを活用しながら、自分だけのシステムを構築してください。