Arch Linuxで画面が真っ黒になる原因と解決策:NVIDIA/AMD/Intelグラフィックドライバ編

Arch Linuxでグラフィックドライバ起因の画面真っ黒問題を解決。NVIDIA、AMD、Intel別の対処法とトラブルシューティングを詳しく解説。

Arch Linux画面真っ黒nvidiaamdintelグラフィックドライバ2026/5/25

はじめに

Arch Linuxをインストールした後、起動時に画面が真っ黒になる問題は、グラフィックドライバの設定ミスや互換性の問題が原因であることが多いです。この記事では、NVIDIA、AMD、IntelそれぞれのGPUについて、画面真っ黒の原因と具体的な解決手順を解説します。

画面真っ黒の一般的な原因

  • デフォルトのグラフィックドライバがGPUに適合していない
  • カーネルモジュールの読み込み順序の問題
  • WaylandとXorgの切り替えの失敗
  • ブートパラメータの不足
  • 事前確認

    まず、現在のGPUを確認します。

    lspci -vnn | grep -E 'VGA|3D'
    

    表示されたベンダー(NVIDIA、AMD、Intel)に応じて以下のセクションを参照してください。

    NVIDIA GPUの場合

    原因

    NVIDIAのプロプライエタリドライバnvidiaが正しくインストールされていない、またはnouveauモジュールと競合している。

    解決手順

    #### 1. リカバリモードで起動 GRUBメニューでeキーを押し、カーネルパラメータにsystemd.unit=multi-user.targetを追加して起動。

    #### 2. nouveauのブラックリスト化

    sudo nano /etc/modprobe.d/nouveau_blacklist.conf
    

    以下の内容を記述:

    blacklist nouveau
    

    #### 3. NVIDIAドライバのインストール

    sudo pacman -S nvidia nvidia-utils nvidia-settings
    

    #### 4. mkinitcpioの再生成

    sudo mkinitcpio -P
    

    #### 5. 再起動

    sudo reboot
    

    それでも真っ黒な場合

    ブートパラメータにnvidia_drm.modeset=1を追加します。

    GRUB設定を編集:

    sudo nano /etc/default/grub
    

    GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULTnvidia_drm.modeset=1を追加。

    例:

    GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet nvidia_drm.modeset=1"
    

    GRUBを更新:

    sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
    

    AMD GPUの場合

    原因

    AMDGPUドライバが正しくロードされていない、またはファームウェア不足。

    解決手順

    #### 1. リカバリモードで起動(同上)

    #### 2. 必要なパッケージのインストール

    sudo pacman -S mesa lib32-mesa xf86-video-amdgpu vulkan-radeon lib32-vulkan-radeon
    

    #### 3. ファームウェアの確認

    sudo pacman -S linux-firmware
    

    #### 4. カーネルモジュールの確認

    sudo lsmod | grep amdgpu
    

    ロードされていない場合、手動で追加:

    sudo modprobe amdgpu
    

    永続化するには/etc/modules-load.d/amdgpu.confを作成し、amdgpuと記述。

    #### 5. 再起動

    トラブルシューティング

    ブートパラメータにradeon.si_support=0 amdgpu.si_support=1(GCN 1.0/1.1世代の場合)を追加。

    Intel GPUの場合

    原因

    Intelの内蔵GPU用モジュールi915が正しく動作していない。

    解決手順

    #### 1. リカバリモードで起動

    #### 2. 必要なパッケージのインストール

    sudo pacman -S mesa lib32-mesa xf86-video-intel vulkan-intel lib32-vulkan-intel
    

    #### 3. カーネルモジュールの確認

    sudo modprobe i915
    

    #### 4. ブートパラメータの追加

    /etc/default/grubGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULTi915.modeset=1を追加。

    #### 5. GRUB更新と再起動

    注意点

    古いIntel GPU(第4世代以前)ではxf86-video-intelの代わりにmodesettingドライバを使うと安定する場合があります。

    全GPU共通のトラブルシューティング

    1. WaylandからXorgに切り替え

    ログイン画面でセッションを「Xorg」に変更。

    2. カーネルパラメータのリセット

    GRUBメニューでeキーを押し、quietsplashを削除して起動。

    3. ログの確認

    journalctl -b -1 -p err | grep -i drm
    

    4. セーフモードでの起動

    ブートパラメータにnomodesetを追加。これで起動できれば、ドライバの問題が確定。


    *この記事はArch Linuxを実機で日常運用しているSioが、実際のインストール・設定経験に基づいてAI生成コンテンツをレビュー・補完しています。btrfsサブボリュームとLUKS暗号化環境で検証済みです。*

    まとめ

    Arch Linuxで画面が真っ黒になる問題は、グラフィックドライバの設定を適切に行うことで解決できます。GPUに合わせたドライバのインストールと、必要に応じたブートパラメータの追加が重要です。まずはリカバリモードで起動し、本記事の手順を試してください。それでも解決しない場合は、Arch Wikiの各GPUページを参照しましょう。